Next 100 Years 郷瑞生 少年愛小説


全身を優しくタッチされるのも最高だ。

「実には可か わいそう哀相だが、シドは俺たちに愛情なんてこれっぽっちもなかったと思う。先生と違って、やつは俺たちに生きることを教えなかった」。「んんっ、ぐふっ、ううっ」。笑顔で告げる梶の顔を、柏木は見上げた。と連呼する。

激しく身悶《みもだ》え、手足をバタつかせて逃れようともがく和宏の腹に、由井は重い拳を入れた。「ちょっと待ってろ」。

「俺だって、ヒロが好きだよ?」。それにしたってなぁ……今さらのような、この中学生純愛はいったいなんだ?あいつ……もう俺とエッチしたくないのかなぁ?坂下は、そう思わずにはいられない。一慧は上手く動かない手をプルプルと震わせ、ぎこちなく基の頬を撫でる。星明かりなどないに等しい今、ところどころに置かれた篝火だけが光源だ。下請け企業とはいえ、光電の息のかかった会社の技術部からであったなら、まずスパイを疑われて技術職での転職は難しかっただろう。「逃げるなッ……聖!」。情報屋に繋がっているのは真城だ。

自分の頭をサワサワ撫でる七海の手を払って、明良は怒鳴った。「ううっ、君は痛みがないから平気かもしれないが…俺は…」。スプーンを持ったまま、ため息を吐きながら皿を見下ろしていた。息苦しさと心地よさの間で意識をゆっくりと浮上させていく。うとうとしては目が覚める。おそらく百八十センチは超えているだろう財前だったが、加えて彼はとても体格もよく、近くに立たれると恐ろしいほどの威圧感があった。

「それは……言える」。去年だって、二人で考えて出品した。きっと榊原にも、聞こえてしまっているだろうと思うと、キスくらいで緊張している自分が消え入りたいほどに恥ずかしい。その時、ふっとスタンドの灯りが消えた。


ボーイズラブ小説作品紹介


冷徹なチャイニーズマフィア・王とアブない関係になってしまった好奇心旺盛すぎる大学生・三枝。しばらく平穏だったそんな二人の日常だが、王が突然逮捕され、またもやトラブルの予感……。その上、三枝のバイト先の喫茶店に足しげく通ってくる男、藤川が実は王を密かにマークしていた刑事だったことから……。年の差&ギャップありまくりラヴァーズに天敵出現!ドキドキ★メラメラな束縛愛☆

タイトル:傲慢な龍の檻
著 者 名:鹿能リコ
レーベル:シャレード文庫
発 行 元:イースト・プレス

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